グループで実現する森林循環システム
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地球規模で問題になっている環境問題。ノーリンでは広い意味での森林の再生活用を目的とし、グループで森林を育てることからはじめ、育てた木を利用して燃料チップを製造し、その燃料チップを使ってバイオマス発電を行うという循環システムを構築しています。
植林事業
1,000㎡当たり約300本の苗木を植え込みます。
ノーリンでは木を伐るばかりではなく伐採した量に見合った植林をすることで自然の循環を保ちながら森林資源を活用しています。建築用材の人工林(スギ、ヒノキ)の植林だけではなく、針葉樹の伐採後、広葉樹林(ナラ、ブナ等)の樹木転換も進めています。
素材生産事業
素材生産事業とは、成木になり、伐期を迎えた木を建築用の材料や木材チップ用の原木を山から伐り出す作業をいいます。
大経木になった木を伐採し、ワイヤーや林業機械で搬出をする大変高度な技術と高い安全性、徹底したコスト低減が求められる厳しい作業です。
これまで蓄積してきた山林のプロとしてのノウハウと高性能林業機械の導入により、季節の影響を受けない様々な需要に応える生産供給に取り組んでいます。
貯木場
70,000㎡の面積で、約半年間、伐った木を乾燥させます。これにより木の含水率が低下し、発熱量の高い材料となっていきます。
木質チップ製造工場
貯木場で自然乾燥させた後、木質チップ製造工場にてバイオマスチップに加工し、発電所の木質バイオマスチップを製造しています。
当社は、間伐材の未利用材利用促進を計るために、平成21年度森林整備加速化事業、燃料チップ製造設備補助事業を福島県より受け会津地域の未利用材の利用促進を計り、林業を通して燃料チップ化によるバイオマス比率の向上、化石燃料の使用削減という地球環境の保全にも努めています。
リサイクルプラント
家屋を解体した際に出る建築廃材や造成工事から出る伐採木、除根材を破砕し、バイオマス発電用の燃料チップとして製造しています。
木質系産業廃棄物中間処理施設のご案内
家屋を解体した際にでる建築廃材や、造成工事からでる支障木の伐採・伐根などの木質系廃棄物を受け入れております。
【注意事項】
※産業廃棄物の木くずとなりますので、契約が必要です。
※木質系以外の異物は必ず、除去して下さい。
※処分費用につきましては、お問い合わせ下さい。
※ご不明な点がありましたら、お問い合わせ下さい。
NORIN GROUP
株式会社ノーリンが植えて育てた木を切って製造した燃料チップは
次にノーリングループのバイオマス発電に利用されてます。
バイオマス発電
発電設備全体の機械装置はコンピュータによる自動化が図られています。
2交替勤務・24時間体制で発電所全体の運転操作をリアルタイムで監視し、発電所の安全運転を支える中央制御室は、装置・設備を自動遠隔制御操作できるようになっており、モニターによる燃料供給、燃焼温度、蒸気発生量、発電量などのデータ、重要な制御・監視計器類、警報装置などは全て集中管理されています。
バイオマス発電にすることで、環境に及ぼすうれしいポイント
カーボンニュートラル
木質バイオマスを燃焼することによって放出される二酸化炭素は、もともと生物が光合成によって大気中から吸収したものなので、カーボンニュートラルとなります。化石燃料とは違い、循環的に利用できるうえ、二酸化炭素の追加的発生を抑えることができます。
森林の健全
育成への貢献森林機能を十分に発揮させるためには、間伐や伐採など適切な森林保全が不可欠。それに伴って発生する林地残材が燃料としての価値を持つことで、健全な林業経営にも寄与し、森林の保全・育成に貢献します。
地域の活性化
林地残材など地域の未利用資源の収集・運搬による林業の活性化、バイオマスエネルギー供給施設や関連施設の管理運営といった新しい産業と新しい雇用が発生し、地域社会の活性化に貢献します。
ノーリンエクスプレス
ノーリンエクスプレスでは、チップ工場や産廃施設から出る木質チップを製紙会社やバイオマス発電所に、タイムリーかつ安定的に運び届けています。
平成17年よりGマーク制度連続更新
Gマークとは、貨物自動車運送事業安全評価事業のことで、2003年7月に国土交通省が始めた制度で、安全性の高いトラック運送事業者を選ぶための目安とされています。
ウッドチップ工業
ウッドチップ工業では、購入したチップを選別、粒度調整、水分調整をし、需要先に販売しています。